キャリアコンサルタント 人材支援部:亦野
- 企画部:廣瀬
- 2018年5月16日
- 読了時間: 6分
更新日:2018年6月4日
2018.05.16
こんにちは!グッド・クルー企画部の廣瀬です!
今回は2012年に新卒入社した亦野さんにお話を聞きました!
▼目次-----------------------------------
1. 社員紹介
2. 自身とグッド・クルー
採用,人事に興味があって
永遠に終わらない勉強をする資格
”働きやすい環境”なんて無い!
3. メッセージ
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社員紹介

亦野さん 1988年生まれ
親会社のディ・ポップスに新卒で入社後、グッド・クルーに配属される。
セールスプロモーション事業部
(以下:SP事業部)で
ドコモチームの営業担当を経験。
4年目には同事業部の採用担当も兼務。
専属の採用担当となったのちに、
キャリアコンサルタントの資格を取得。
簡単な経歴からも、キャリアウーマンの印象が強い亦野に話を聞きました。
社員としての目線と、キャリアコンサルタントとしての目線が非常に面白い内容になっています!
自身とグッド・クルー
採用,人事に興味があって
ー今まで何度も話していると思いますが、入社理由を教えてください!
はい笑
私は、元々親会社であるディ・ポップスに入社をしています。
当時はグッド・クルー単独で総合職を採用するような体制はなかったので、ディ・ポップスに入社したメンバーがグッド・クルーに配属される流れでした。
就活段階からゆくゆく採用と人事に携わりたいと考えていたので、グッド・クルーへの配属があると分かってからは志望度が高まってました。
ー配属先は選べたんですか?
ディ・ポップスには「ドラフトプレゼン」という制度があって、
①各部署やグループ会社が事業プレゼン
②新卒が自分自身をプレゼンした後に ”希望部署(会社)” を指名
そのマッチングを考慮して配属先を決めるという流れでした。
熱量が高く、個性が面白い時間でしたね!
ー経歴を詳しく教えてください!
ドラフト時点で、グッド・クルーはHR事業部とSP事業部が選べたんですよね。
採用・人事と言えばHR事業部ですが、営業経験も何もない状態では務まらない!ということで半年間はSP事業部でドコモチームの営業担当ということになりました。
ただ、当時のSP事業部は今と比べ物にならない程、人の入れ替わりが激しかったんです。
営業担当としても定着し始めていましたし、そのまま営業担当に就任しました笑
ーなるほど。。。採用担当へはどう繋がったんですか?
当時の採用担当者が産休に入ることになったんですよね。その時に、ある意味チャンスだと思ったんです。
元々採用や人事に関わりたかったこともあり、当時はグッド・クルーの取締役だった堀さんに相談しました。(2016年に代表取締役社長に就任)
結果として、営業担当と兼務ということで着地しました。
ー兼務だったんですね!まったく別の仕事に感じますが・・・
実はそんなことないんです。
SP事業部の採用は、キャンペーンの現場で活躍してもらうための人材を採用することが仕事です。
営業担当で経験したスタッフのマネジメントが直接活かせました。面接自体も営業時代から経験していたので、仕事は繋がっているんだなと改めて感じました。
もちろん、”採用” というマーケットの理解や、そこで必要になる戦術・戦略という意味では別物でしたよ!

永遠に終わらない勉強をする資格
ーキャリアコンサルタント所持者ということで、資格について教えてください!
個々人の適性や職業経験に応じて職業設計を行い、これに即した職業選択や能力開発を効果的に行う専門家です 。
私はグッド・クルーで正社員として働くメンバーはもちろん、学生のアルバイトメンバーとも面談などを通じて、キャリア形成の手助けをしています。
他には、研修という形で自分が持っている能力を活かす機会もあります。
ーやはり資格を取る人は人事経験者が多いんですか?
比較的多いというぐらいかな。
資格取得の際はスクールに通うことになるので、クラスメイトのような関係になることがあるんですよね!
その時の経験では、人事経験者が5割(大学のキャリアセンター職員の方も含め)、企業のマネージャークラス2割、フリーランスの行政書士や社労士が2割、あとは大学教授が1割とかだったかな?
ーやはり人事経験者が多いんですね。では、ズバリ必要な能力があれば教えてください!
一概には言えませんが、私は大きく2つの能力が必要になると思います。
「気付く力」と「受け入れる力」です。
この資格の特性上、相手がどんな価値観を持っているのか、本当のニーズは何なのか。
話の内容からも ”気付く” ことが求められるし、表情からも ”気付く” ことが求められます。
また、相手の価値観や人格を ”受け入れ” 相手にとって「何が最良なのか」を考える必要があります。
相手が意思決定するための材料を引き出し、意思決定ができるための情報を提供しないと行けないんです。
人によって持っている価値観が違えば、労働市場も変化していきます。
永遠に終わらない勉強をし続けることが求められる資格ですね!
”働きやすい環境”なんて無い!

ー女性のキャリア形成について、亦野さんはどうお考えですか?
私は女性こそキャリアアップ・スキルアップが必須であると考えています。
結婚や出産・育児というライフイベントを経験することになる人も多いと思いますが、出産手当金や 育休手当(育児休業給付金)について理解が薄い人が多いように感じるんです。
こういった制度を有効活用してより良いライフイベントにするには、そこに向かうまでのプロセスが大切になります。
キャリアアップ、スキルアップもその一つです。
上記の手当金を取得するためには、当たり前ですが条件があります。
支給金額の計算には以前の年収がもとになるんです。
ということは、仕事で成果を出して給与(キャリア)を上げておくことが重要です。
ー制度をただ利用するだけでは不十分なんですね。人生設計を明確にってことですか?
そうですね。
結婚したらパートナーの給与で生活する、産休育休が終わったらパートでイイやと思っている人、結構多いと思うんですよね。
老後に必要と言われる貯金額知ってますか?
必要な世帯年収をパートで稼ぐことができますか?
労働市場は変わっていくので絶対ではありませんし、考え方は様々なのであくまで私の意見です。
ライフイベントとキャリア形成は表裏一体になりうるということです。
ー働きやすい環境って、どんなものですかね?
働き方改革や女性活躍推進法などの制度や仕組みという ”アウトサイド” の部分にフォーカスがあたりがちですよね。
会社の福利厚生なんかもそうです。
でも本当に大切な事は、自分がどんな環境なら ”働きやすい” と思うか。
自分の ”インサイド” を考えることだと思うんです。
この ”どんな” という部分は、仕事内容なのか勤務時間なのか他の条件なのか、それをハッキリさせることが大事だと思います。
そうすることで、自分にとっての ”働きやすい環境” が見えてくると思います。
そういう意味では、万人にとっての ”働きやすい環境” なんて ”無い!” と思います。

メッセージ
ー最後にメッセージをお願いします。
色々と語りましたが、経歴をご覧頂いたように若いうち(新卒)のうちから色々な機会をもらえています。キャリアコンサルタントも、20代の合格率が低いのに挑戦することができました。
私は「 若者にチャンスを、そして夢を与えることが出来る企業を目指す」という理念が一番好きです。
キャリアコンサルタントとしては、「情報を得てないことで不幸になる人を減らしたい」と考えています。
この両方を体現するためにも、私の持っているものは積極的にアウトプットしたいと考えています。
気軽に相談してくださいね!研修依頼もお待ちしてます★

インタビューを終えて
「女性」にフォーカスしたインタビューでしたが、正直僕自身もすごく刺激を受けました。
人生設計もキャリア設計も、今一度考えるいいきっかけになりました。
仕事がんばろう。。。
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